はっぴい!

幸福追求については憲法の中にも記されているし、経済学もそもそもは大衆のみんなの幸福の実現を目的にすることだし。
じゃあ、そもそも幸福ってのはなんなのかと。
幸せは個人の主観的なものだし、何を重視するか色々あるけど。
一つ、無知が幸せなんじゃないかななんて思います。


知らぬが仏って言葉もあるけど。
例えば、世界で一番美味しいものを食べたとして。
その時はそれこそ世界で一番幸せと感じるだろうけど、その後何を食べてもそれ以下としか感じられないとしたらそれは不幸だよね。
だとしたら最初からその世界で一番美味しいものを知らない方が幸せなんだよ。

何も知らなければ、現状で満足すれば幸せ。
何も見ず、何も聞かず。
帝位を譲る、と言われた許由が耳を川の水で洗ったってのもわからんでもないかなあ。

何でも知ろうとするのは修羅の道。
欲望は果てしない。
世界で一番素晴らしいものを知ってしまった僕は世界で一番不幸なんだろうな。