ちのわわ!


この季節、神社に行くと茅の輪が設置されてますよね。えっ?神社行かない?
どうでもいいけど「茅の輪」って文字を見ると茅原実里さんか茅野愛衣さんを想起しますよね。
いえす、声ヲタ!


茅の輪の由来は『備後国風土記』の中に出てくる話です。
ちなみに『備後国風土記』ってのは原本は残ってなくて『釈日本紀』って書の中(巻7)にしか残っていない、いわゆる「逸文」ってものですね。
釈日本紀』は近代デジタルライブラリーで検索して出てくる『国史大系』で読むことできます。
http://kindai.ndl.go.jp

その由来は「蘇民将来」のwikiを読んでいただければわかります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%98%87%E6%B0%91%E5%B0%86%E6%9D%A5
この内容、どっかの本をコピーしたのか間違ってるんですよね。弟将来の名前をちゃんと「巨旦将来」って書いてるのは『備後国風土記』じゃなくて『二十二社註式』の祇園社(八坂神社)の縁起です。
二十二社註式』は上にも書いた近代デジタルライブラリーで『群書類従』を調べてもらい、神祇部の巻22に載っています。


小さい茅の輪は昔、宇佐神宮行った時いただいたことあるんだけど写真は残ってなかったな。
なんで小さい茅の輪が大きい茅の輪をくぐるようになったのか、しかも8の字に。
調べてみようかな。


今日はアカデミックな内容!