声優ネタとガチホモネタばかり書いてると思うなよ

今日は真面目に「学問」の話。
中公新書の『かたき討ち』(氏家幹人)を最近読みました。随分前に買ってあったんだけど、最近ラノベばかりで。
実は僕大学の時には日本史をやっていて、卒論では「敵討ち」を扱ったもの書きました。
この本はいわゆる普通の「敵討ち」だけではなく、「差し腹」や「女敵討ち」だとかも紹介してあるんで僕もそれなりに勉強してたつもりだったんですけど知らないことが多く大変勉強になりましたね。


僕が書いたのはいわゆる「平民の行う敵討ち」についてでした。敵討ちという赤穂浪士だとかが有名ですが、実際に調べてみると「主君のため」のような敵討ちはほぼ皆無。大体は親族の殺害に対する復讐です。
大切な家族が殺された、ぶっ殺してやる!!
当時、光市の事件に僕自身腹を立てたこともあり「敵討ち」というのは十分今の世にも通じるテーマだな、と思いテーマ設定したのを思い出します。
「敵討ち」はまだまだ研究する余地があるジャンルですので、もしテーマを探してる近世史の学生がいたら是非やってみては?


あとね、氏家さんの本では衆道・・・つまりホモの敵討ちというのも紹介されていて。
男女の仲以上に激しい嫉妬、憎悪でアッーな敵討ちのエピソードがいくつか出てきますのでそちらも僕は大変楽しめましたw


あと、とりあえず明日のニコニコの1位はこれじゃないだろうか?
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2244995
凄すぎるだろ。